事例詳細 :【野菜】 さつまいも
●「さつまいも」の特徴
白さつまいも
中南米原産の芋。日本には中国から伝来し、現在では全国で栽培が行われています。やせた土地でも栽培できるのが有名で、デンプン質のためエネルギー源として優秀ですが、たんぱく質の割合が低くサツマイモだけでは栄養失調に陥ることがあります。江戸時代に現在の九州、種子島に伝来した芋が、当時の薩摩藩の手によって日本中に広まったため「サツマイモ」と呼ばれるようになりました。現在では様々な品種が栽培されており、紅色をした鹿児島県の知覧紅(ちらんべに)や沖縄の琉球紫、中が白い南アフリカ原産の白甘藷(シモンイモ)などがあります。加工品としてはお菓子や焼酎、水あめなどが挙げられます。
●具体的な商品例
- 白さつまいもの葉のお茶ブラジルのインディオの秘薬とも呼ばれる「薬芋」でミネラルやビタミンを多く含むため、芋部分だけでなく葉の部分も有効に活用すべく、商品開発を行いました。すべて国内産の有機栽培品を原料として上品な健康茶に仕上げました。
- 緑のシモン茶芋の部分を加工して健康茶に出来るかということで開発したシモンイモのお茶です。加工段階において自然と出てきた緑色をそのままに、葉とはまた一味違った商品に仕上がりました。きれいな色と豊富な有効成分を存分に引き出しています。