事例詳細 :【その他1】 カイコ
●「カイコ」の特徴
マユ
カイコはミツバチなどと並び、愛玩用以外の目的で飼育される世界的にも重要な昆虫であり、主目的は天然繊維の採取です。マユは一本の糸からできており、マユを丸ごと茹でてほぐれてきた糸をより合わせることにより絹が取れます。絹を取った後のサナギは熱死していますが、養蚕農家の多くは、鯉、鶏、豚などの飼料として利用したり、そのままの形、もしくは粉末にして、魚の餌や釣り餌にすることも多いです。貴重なタンパク源として人の食用にされる例も多く、スーパー等で佃煮として売られています。
●具体的な商品例
- シルクパウダーシルクアミノ酸の新しい効果や機能に、医療や美容分野での期待も高まっています。絹の主成分は、『フィブロイン』と呼ばれるたんぱく質です。これを分子レベルで切断し、人体に効率良く吸収されるようにしました。この『フィブロイン』は、グリシン、アラニン、セリン、チロシンなどのアミノ酸で構成されています