事例詳細 :【有用植物】 ヨモギ
●「ヨモギ」の特徴
ヨモギ
キク科の多年草でいわゆる雑草。昔から薬草としても利用されていて、日本各地でもいろいろな伝統料理や伝統生薬として今でも伝わっています。葉を乾燥させて裏側の綿毛を採取したものを「もぐさ」といい、お灸に利用されています。3月3日ひな祭りに食べられる草だんご「ヨモギもち」は有名ですね。もともと「魔除草」と呼ばれていて、子孫繁栄や無病息災を願うためにヨモギもちを食べるようになったといわれています。若い芽や若い株は、干して乾燥させた後に煎じて飲むと、健胃、腹痛、下痢、貧血、冷え性などに効果があるとされています。また、もう少し育った葉を風呂に入れ入浴すると腰痛や痔に効くとされています。
●具体的な商品例
- ヨモギ茶現代日本の民間でも生薬として利用されているヨモギを乾燥、焙煎してお茶にしました。効果・効能の期待と同時に、飲みやすく香りの良いお茶として加工しました。原料も国内産の有機栽培のヨモギを使用。高品質のヨモギ茶を提供しています。