健康茶・食品加工・農産物加工・濃縮飲料・粉末加工・ティーバッグ・スティック加工・インスタント・顆粒・錠剤

針葉樹としては分布が最も広く、インドネシアからロシアやカナダの北極圏まで北半球全域に分布しています。幹は木材として、樹脂は燃料として、種子は食用としてそれぞれ利用できるため、世界中各国で昔から栽培されてきました。食用のものとしては松の種子を利用して、そのまま食べられるチョウセンゴヨウの種子や、タイワンアカマツの種子を木材や樹皮でいぶして作られる紅茶の正山小種などが有名です。また、フランスカイガンショウの樹皮から抽出したエキスはサプリメントなどに利用されています。一般に種子は無害で、漢方薬としても知られており、高齢者や虚弱体質の方の薬膳として勧められる場合があります。日本で有名なクロマツやアカマツの種子は比較的小さいため、食用には向きません。